北九州市とソニーは協働で不要となった小型電子機器(デジタルカメラ・ビデオカメラ・ポータブル音楽プレーヤー・小型ゲーム機・電子手帳など)回収し、その中に含まれる貴重な金属を資源として有効活用するための実証実験を2008年9月から開始しました。北九州市は「世界の環境首都」を標榜する都市で、環境モデル都市にも選定されており、エコタウンを中心にリサイクル事業を推進している実績がある、ということが背景にはあります。
一方ソニーはグループ全体の環境方針として「ソニーグループ環境ビジョン」を打ち出し、持続可能な社会の実現に向けて環境負荷を低減するための活動を展開しています。そこで両者が手を取り合い、新しい試みを始めることとなったわけです。
レアメタルの確保は重要な課題となりながらも、小型廃家電のリサイクル事業はあまり進んでいないのが実情となっているだけに、こうして、自治体や行政と民間企業とが連携して貴重な資源の再利用を推し進めることは、今後ますます重要な活動となっていくでしょう。官民連携によるリサイクルネットワークの事業化としては全国初の試みとなります。