レアメタル・アース

レアメタルの価格安定化に向けた取り組み

レアメタルをめぐるさまざまな世界情勢の中、私たちの国も政府主導で産業競争力を維持するために、レアメタルの安定供給確保に向けて動き出しています。資源外交によって、新たな産出国とのパイプを作りレアメタルの供給源を多様化したり、電子機器などのレアメタルを含む廃家電のリサイクルを推進したり、レアメタルの代替材料を開発したり、といった取り組みが展開しています。

中でも、リサイクルの推進は、レアメタルの価格を安定させるのに有用です。それと同時に、新たな鉱山開発などによる環境破壊を抑えるといった地球環境保護の側面も持ち合わせています。実際、どれだけ新たな開発を進めたとしても、地球の地殻から掘り出される資源の量は無限ではなく、限りがあります。現時点で今後数十年の間にはレアメタルの需要が現在の確認埋蔵量の数倍を超えると予想されています。

資源リスクを回避する方法は大きく分けて3つあります。それは「見つけること」「うまく使うこと」「代わりを探すこと」の3つです。 レアメタルのリサイクルは、この3つのうちの2番目の「うまく使うこと」に当たる取り組みです。

原材料のコスト高は各種製造業に大きな打撃を与えています。特にレアメタルは特殊性の強い金属資源であるだけに問題は深刻です。やむを得ず値上げに踏み切る業種も少なくありません。原料の安定供給確保はまさに急務と言えるでしょう。


   
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