レアメタル・アース

レアメタルの再生・再利用技術

液晶テレビのパネルに用いられるインジウムを見ると、実際にパネルに使用するのは約1割で、残りはパネル製造装置などに付着してしまいますが、この未使用部分を回収して精製、再利用することが一般的になってきました。品質面でも問題がないそうです。タングステンも、工具のスクラップなどから再生タングステンを作る取り組みが始まっています。

このように、最近ではスクラップも貴重な資源であると考えられるようになってきています。こうした流れの中で、レアメタルを含むスクラップは海外での需要も大きくなってきており、再生品、再生資源の争奪戦もすでに始まっています。

レアメタルの回収には、金属ごとのイオン化傾向の違いや、蒸発しやすさ、比重の違いなどの性質の違いをもとにして、温度条件を変えたり、溶媒にとかしたり、電解したりして分離します。選択的分離や分解の技術開発により、製錬技術や施設を活用した、リサイクル・廃棄物処理が資源の循環を進めるカギとなりそうです。センサーなどによる形状識別、X線などによる元素分析、画像処理技術などによる高品位部位の分別、などの高度な技術が必要となっています。

   
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