ネオジムやジスプロシウムなどの希土類元素を使った希土類磁石は、すぐれた磁気特性からハードディスクドライブ(HDD)やハイブリッド自動車のモーター、MRI、音響機器など幅広く使用されています。希土類磁石の製造では、切屑や破損などの工程くずとして全体の2割~3割はスクラップとなっています。この工程くずはすでにリサイクルが行われています。
しかし製品となって出回っている希土類磁石のリサイクルはほとんど行われていません。HDDを例にとって見ると、HDD全体にしめる磁石の重量割合は2~3%程度です。希土類元素を効率よくリサイクルするためのプロセスの開発が必要となるのです。
現在は、技術的には可能なものもありながら、リサクルコストが高く、市場も小さいためにあまり目を向けられていないレアアースのリサイクルについても、今後は重要視されてくるものと思われます。将来的な視野を持ちながら、取り組んでいくことが必要でしょう。
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