レアメタル・アース

レアメタル資源確保とアフリカ

現在、新しい資源争奪戦の場として注目されている1つがアフリカです。アフリカは天然ガスなどのエネルギー資源だけでなく、クロムやニッケルなどのレアメタルなどの金属資源を持っています。近年、こうした資源をターゲットとした海外からの投資の活発化などを背景に、アフリカ全体のGDP(国内総生産)は成長を続けています。アフリカ側も、貧困や飢餓などの問題を解消し、経済成長を成し遂げるために、これに応じている状況です。

すでに中国は経済支援と引き換えに、アフリカでの資源の権益の確保に努めていましたが、ようやく日本もこれに出遅れながらも資源外交を本格化させています。大手商社を中心に、各企業による貿易や投資も拡大しています。

一方で、アフリカ現地での事業展開には、法制度の整備の問題や、人材難、政治的安定に欠くなどの問題も抱えています。資源開発のためには、資源国と友好的な関係を構築することも必要となります。資源戦略として、資源産出国と互恵関係を築くことを含めて、官民一体となった取り組みを展開していくことが求められています。

具体的には、資源国のニーズに応じた技術協力や、インフラ整備、人材育成、教育援助、情報交換などを通じて資源国との関係強化を図ることなどを推進していくことが必要となります。今までは探査開発の対象となってこなかった地域にも事業展開の可能性を見出すことが必要となっています。

   
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