日本では法律によって家電製品の一部・・・テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、パソコンなどのリサイクルや回収を家電メーカーに義務付けしています。回収された家電製品に含まれる金属類、そしてレアメタルが再利用されています。
エコの問題として取り上げられることが多いリサイクルですが、重要な資源の確保のためにも推進しなければならないものとなっているのです。私たちの便利な生活を維持するためには、その生活を支えている製品になくてはならないレアメタル。その重要性をもっとメーカーや業者だけではなく、消費者も理解して、リサイクルに対する意識を高める必要があるでしょう。
例外的な例として、プラチナがあります。プラチナは高価な金属であるため、他のレアメタルと比べてリサイクルが比較的進んでいます。日本ではPGMという白金族のリサイクル専門企業もあります。リサイクル技術で取り出したレアメタルは通常価格より割高になります。企業はそれを受け入れても経営的には支障がないのか、消費者は値上げを受け入れられるのか、などの問題があります。都市鉱山の概念はリサイクルに通じます。その資源を活かすには、技術よりも社会全体の意識改革が大きな課題になりそうです。
また、インジウムもリサイクルが確立しているレアメタルのひとつです。インジウムの市場価格とコストを考えてもリサイクルで十分採算が取れるため、多くの企業が参入しています。レアメタルリサイクルの中で最もシェアが大きく、市場規模も100億円程度となっています。また、今後はリサイクル法の改正のもと液晶テレビなどの製品からのリサイクル事業も増加することも期待されています。