レアメタルと環境破壊
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森村桂の小説のタイトル「天国に一番近い島」で有名になった太平洋上の島ニューカレドニアは、豊富な資源があることでも知られています。1860年代にニッケル鉱石が発見され、現在でも世界のニッケル年間産出量の約1割をニューカレドニア産が占めています。実際、日本のニッケル鉱石の年間輸入量約400万トンのうちの5割がニューカレドニア産となっています。
原鉱石500万トンから約6万トンのニッケルが精製されます。問題となるのが、廃棄物として残る土石や水が、深刻な環境破壊を生み出しているのです。背景には、ニッケルの価格高騰があります。金などの貴金属、アルミニウムや銅や亜鉛なおdのベースメタルなどと比べても急激な値上がりを見せているのです。
偏在性から起こる問題を回避するためにも、新たな資源元を確保することは産業の繁栄を考えた場合にはもちろん重要です。しかし、環境破壊をともなう採掘に対して、同時に、環境保護のコストを引き受けること、最小限の環境破壊にとどめることにも取り組まなければなりません。
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