レアメタルとゼロ・エミッション(2)
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ゼロエミッションとは、一般的には廃棄物を出さないようにして資源を循環させようとする考え方のことですが、企業などで使用されている用語としてのゼロ・エミッションとは、「企業が生産活動を行った際に出る廃棄物について、リサイクルなどを積極的に行うことで最終処分量をゼロにする」という意味で、だいぶ狭義で使われています。
ゼロ・エミッションの定義は、法律などで明確に決まっているものがあるわけではありません。それぞれの工場や事業所、メーカーなどが独自にゼロ・エミッションの定義を決定し、それに基づいて運用しているのが現状です。ゼロ・エミッションで重要なのは、以前からよく言われる「3R」(Reduce, Reuse, Recycle)の考え方です。
まず、できるだけ廃棄物を出さないようにすること、そして出てしまった廃棄物は使い道がないか検討すること、そしてもう一度再利用すること。この「3R」を確実に実行することが企業努力として求められており、環境ISOの認証取得の普及に伴って、ゼロ・エミッションに積極的に取り組む企業の数も増えてきています。
レアメタル関連企業も例外ではありません。このゼロ・エミッションの考え方に基づいて、レアメタル資源の循環活用が可能な産業システムを構築することが、今後の課題となってくるでしょう。
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