レアメタルと都市鉱山
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今まで私たちの国は海外からレアメタルなどの金属資源を輸入し、消費してきました。そうして消費した資源は、製品などの形で国内に蓄積されていると考えることができることから「都市鉱山」という言葉が脚光を浴びるようになってきました。都市鉱山とは、ゴミとして大量に廃棄される家電製品などの中に存在する有用な資源(レアメタルなど)を鉱山に見立て、そこから資源を再生・有効活用しようというリサイクルの概念です。英語ではurban mining(アーバンマイン) と言われています。
実際、専門機関の試算によると、日本の都市鉱山蓄積量は6鉱種で世界の埋蔵量に対する比率が1割を超えるほどの大きな数字であるといわれており、国内にあるリサイクル原料は豊富であると考えることができます。
しかし、どんなに豊富な資源が都市鉱山に眠っているとしても、それらを回収して再資源化することができなければ意味がありません。実際、都市鉱山からの金属回収は、既に一部の民間企業で実施されています。例えば、天然の金鉱石1トンに金5グラム程度が含有されているのに対し、1トン分の携帯電話には400グラムの金が含まれていることから、携帯電話などの電子機器からの金、銀、銅などの貴金属回収が進められています。
一方、レアメタルは技術的、経済的な観点から、ほとんどが未回収のままになっているのが現状で、今後の動向に注目が集まっています。
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